ADSLとは/ADSLのメリット

このページでは、ADSLとは何か、ADSLの基礎知識を元に、ADSLの特徴,将来性を簡潔に解説しています。
特に、『ADSLって何?』と言うADSL初心者の方へのADSL紹介から、他のブロードバンドとADSLの比較など、
失敗の無いADSL導入の為に、ADSL申し込み前に参考になさって下さい。

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ADSLとは?

ADSLとは?:ADSLは安い。ADSLは手軽に導入できる
ADSLとはAsymmetricDigitalSubscriberLine(非対称デジタル加入者線)の略で上りと下りの速度が違うというのが特徴です。一般の電話回線で利用している電話線(メタリックケーブル)を利用したサービスですが、電話回線との共有ができ導入に大がかりな設置作業が必要なく(初期費用が安い)、コストも掛からないのでお手軽にブロードバンド導入できる事で、飛躍的に普及が進んでいます。

※ケーブルTVやFTTHの場合は、屋内への配線工事と専用のモデムの設置が必要になりますので、それらからすればADSLのほうが安く導入できます。また、月額料金もADSLのほうが安く利用コストも低く抑えられます。



ADSLとは? ADSLとフレッツADSLの違い
フレッツADSLとは、NTT東西が提供するプロバイダ料金別のADSLの事で、ADSLを利用する為には、別途プロバイダ業者との契約が必要になります。他のADSL(DION,OCN,など)は、大半がプロバイダ料金込みのADSLで、他のADSL接続プロバイダーとの契約を必要とせず、割安にADSLを利用する事ができます。


ADSLのメリットその1:ADSLは速い

ADSLとは、ADSLのメリットとは:高速なADSL
これまで速いとされてきたISDN の通信速度が64Kbps ADSLはこの約125倍に相当する最大8Mの超高速!

「ADSLが速い」とこれだけのメリットが
HPの表示が格段に速い。待ち時間のイライラ解消
メールも送信も速い。大容量メールでも一瞬です
mp3などのダウンロードも格段に速い。
動画などの、ブロードバンドコンテンツも楽しめる

などなど他にも楽しいメリットがたくさん

■音楽1曲(3MB程度)のダウンロードにかかる時間
ADSLの速さを比較
※速度は理論値をベースに計算しており、回線の状況や、提供業者、接続人数などによって実際の速度とは異なりますのでご了承ください。



ADSLのメリットその2:ADSLは費用も料金も安い
ADSLとは、ADSLのメリットとは:ADSLは定額料金 幾ら使っても同じ料金で安い
ADSLは既存の電話回線を利用するから初期費用が安く、特別な工事は必要ありません。
しかも月額料金も完全定額制。

「ADSLはつなぎっぱなし」のここが凄い!
ADSLは、時間を気にせずインターネットが出来る。
ADSLなら、顔を見ながら話ができる。動画対応の無料のメッセンジャーなどで、遠方の人とビデオ付で話せます。
ADSLなら、チャットもやり放題。いつまでもチャットに常駐できますから、お友達が沢山できます。
ADSLなら、ネットゲームもやり放題。長時間になりがちなネットゲームでも、接続料金が気になりません。

※以下の料金は変化(値下げなど)している場合があります。
※特にADSLはキャンペーン時などでかなり安くなります。 ADSL料金詳細
インターネット接続方法定額で接続できる時間通信速度月額料金
ブロードバンドDION 8M24時間8000kbps2,870円〜
ISDN + フレッツISDN24時間64kbps約4,800円
ISDN + ISDNテレホーダイ9時間(23時〜8時)64kbps約4,400円
アナログ + テレホーダイ9時間(23時〜8時)54kbps約3,800円


ADSLのデメリット:ADSLはノイズや距離に弱い

 ADSLは、比較的ノイズに弱くデリケートです。近隣でISDNなどを利用されていたり、電話回線にノイズが乗るような、環境では、使う事が出来ません。特にAnnexAの仕様のADSLでは、極端にISDNの影響を受け易いようです

尚、ADSL比較で紹介しているADSLは、AnnexCの仕様ですので、比較的ISDNの影響を受け難い、通信品質の高いADSLです。しかも、ADSL導入保証もあるので、安心して申し込めます。

また、ADSLはパソコンの性能や、パソコンの設定によっても、速度が大きく左右します。ADSLの速度を改善するソフトをADSL高速化ソフトで紹介します。



ADSLのメリット番外:ADSLの将来性 他のブロードバンドとADSLの比較

 ADSLは、光ケーブル(FTTH)までの繋ぎの存在などと以前は、良く言われていました。しかし、FTTHが開始されてから、ADSLからFTTHへの乗り換えユーザーが大量にいると言う話はあまり耳にしません。推測される理由として、以下に幾つか挙げてみます。

ADSLのほうが明らかに安い 
FTTHは導入コストも数万円、月額料金も5千〜1万円近くしますが、ADSLでは配線工事が不要と言う事もあり、初期費用が数千円。月額料金も3000円前後と、約半分で済み、年間では2〜10万円程度安く済み、FTTHの料金はADSLとは明らかに違います。

※FTTHはコストの高い光ファイバーケーブルを使用しますが、ADSLは既存のメタリック回線を利用するので、その分、料金を抑えて提供する事が可能です。

ADSLのほうが導入が楽
ADSLでは、既存の電話回線を利用できますが、FTTHは別途光ファイバーの屋内,屋外工事が必要です。この為、マンションなどの集合住宅などでは、導入できないケースもあります。また、光ファイバーは”折れ”などにも弱いので、設置場所次第では利用出来ない可能性もあります。

ADSLの速度でも十分
FTTHが100Mbpsと言っても、ベストエフォート型ですので、実質的には、20〜50Mbps程度で、10Mbps以下の場合もあるようです。これならADSLと遜色ありませんが、基本的にはそれよりも、インターネット全体が、FTTHの100Mbpsの性能を生かしきれるような状態では無い為に、一部の動画などのブロードバンドコンテンツ専門の回線とサーバーを設置したポータルサイトを除き、ADSLとの(体感的な)速度差は、それほどの大差を感じないのが一般的です。それよりも、上記のコストや導入面を考慮すれば、ADSLの速さを生かしきれる環境(高速な格安パソコンADSL高速化ソフトの導入など)にしたほうが良いように推察されます。

ADSL高速化へ
現行のADSLは、12Mbpsが最大速度ですが、2003年1月に24MbpsのADSL,AnnexI(AnnexC同様にISDNの干渉を受け難い品質の良いADSL)の国際基準が確定しましたので、更なるADSLの高速化が実現されますので、高速性だけで、ADSLから超高速ブロードバンドFTTHへのシフトをする必要は無くなるかも知れません。

以上のように、ADSLは、他のブロードバンド接続と比較しても、インターネット接続手段として、今後暫くの間は、まだまだ普及し、インターネット接続のスタンダードとなって行くものと思われます。



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